ヴィンテージのフレンチワークの希少銘柄として知られるLe favori社のジャケットで、肉厚のモールスキン、テーラードスタイル、当時物としては希少な大きめサイズとレア感の揃った一着。 刺繍タグの40年代〜50年代ものとの説明を受けデッドストックを購入後、水通しをしてから年二回ほどのペースしか出さないので6回くらいの着用、3回くらいの洗濯を行いました。襟付きシャツの上から羽織っていますので、汚れや擦れも極小かと思われますが、くれぐれもヴィンテージやヨーロピアンアンティークに慣れた方のみご検討ください。また、半世紀以上の埃を落とすためにしっかりと洗い、襟先などの尖った部分や擦れやすい脇下、エッジなどには程よく色落ちが始まっていますが、おおむね色は濃いですし、色落ちにも迫力があります。 室内光の下では青っぽく映りますが、実物はもうワントーンほどダークな色味です。生地にはまだ光沢と適度な硬さが残っており、実質ワンオーナーなので、コンディションのよいユーズドと思います。フレンチワークの年代判別などにそれほど詳しくないので、いずれにせよかなり古い物だと思いますが必要なディテール写真などあれば申し付けを。 Le favori社のカバーオールタイプはたまに目にしますが、よりクラシックなテーラードジャケットタイプはなかなか見つからないと思います。フロントは3つボタンのスタイルで、背面のウエストはマルタンガル仕様となっており、昔ながらのディテールも秀逸です。 近年、モールスキンを主としたオールドフランスワーク自体の価格が高騰していますので、手の届くうちに是非。レプリカ界隈でもモールスキンというだけで、そこそこ高値でリリースされていますので、復刻では満足できない本物志向の方にオススメします。 モールスキン地は、デニムやレザー同様、着込む事でその風合いは唯一無二のものとなりますので、ここから長く楽しんでいただけると思います。 サイズ表記はなし。肩幅約44cm、身幅(脇の下)約56cm、(ヘソ上)約53cm、袖丈58cm、着丈約75cmくらいです。どのようなサイズ感で着用するかによりますが、L〜XLサイズ相当でゴールデンサイズ。当時の労働者階級のフランス人は決して大柄ではなかったので珍しいサイズと言われます。エコ＆コンパクトに配送します。詳細はプロフをご覧ください。