本体の材料は黒竹という竹を使用しました。 編み目は網代編みで仕上げました。下（底面）から上へ立ち上げながら立体的に作っていきます。編み目に変化を出したかったので、中間あたりで編み目を変えて、また編みはじめにもどす方法で作りました。光の当たりぐあいで模様が浮き上がって見てとれるかと思います。 内側は風合いのある古布を内張りました。（写真③） バックは角をぶつけることが多いことから補強と装飾を兼ねて角竹を虫かがりと手法で取り付けました。（写真⑥） 縁わくは大和結びという手法で取り付けました。（写真④） 自然が作り出す黒色がシックで落ち着きのあるバックに仕上がったかと思います。 寸法　縦：14㎝　横：26.5㎝ 　　　幅：10.5㎝ ※底面から持ち手の頂点まで 　約27㎝ ※何かわかりにくい事がありました何でも質問して下さい。 宜しくお願い致します。